「パッチギ!」の意味は「頭突き」または「突き破る」または「乗り越える」




「パッチギ!」情報サイト

映画「パッチギ!」のモデルになったパク・アンソンさんという方が今年の春に亡くなったそうです。
そして今日10/8の朝6:15から、NHKの「目撃!にっぽん」という番組でドキュメンタリー特集があったそうです。
(再放送は10/10の午前3:35~)
番組のホームページ


「パッチギ!」は主人公の男の子(お寺の息子)が在日のフルートをふく女の子に恋をするという物語で、その女の子のお兄さんが朝鮮高校の番長という、映画の中の友人の台詞で言う「世界残酷物語やなあ~」という話です。


2005年の作品なのですが、この映画で初めて「ザイニチ」という存在を知った人も多いのではないでしょうか?
ちなみに私も、それまで韓国の事を調べていて何となくうっすらと「日本にも朝鮮籍・韓国籍の人達が居るらしい」という事は知っていたのですが、詳しく追求した事がなかったので、この映画で初めて視覚的に「ザイニチ」という存在に触れたと記憶しています。


それまでそもそも「ザイニチ」という存在を知らない日本人の方が多かったと思うので、まさにこの映画が、日本人の「ザイニチを知らない」という状況に「頭突き」をした、とりあえずはまず少し「突き破った」と言えるのだと思います。


この映画では在日の暗い歴史、「帰国事業」についても触れています。
映画自体がコミカルなので重くは描かれていませんが、番長のお兄さんは北朝鮮に「帰って」行きます。
ちなみに当時の日本に居たほとんどの在日の故郷は北朝鮮ではなく、南の韓国や済州島です。
日本人のほとんどが、北朝鮮に渡った在日の、その後の悲惨な運命について知りません。
(帰国事業についてはこちらの記事をご覧ください)
マザーテレサは言っていました。
「愛の反対は憎しみではない、無視だ」と。


この映画の中で流れている「イムジン河」という歌は、「北朝鮮の歌だ」という事で放送禁止になったという歴史があります。
そしてその事は、映画の中でも重要なエピソードになっています。
(映画の中でイムジン河をラジオで流す、流さないの殴り合いをしています)




「イムジン河」が放送禁止になった後に作られた「悲しくてやりきれない」という曲も名曲です。
(「イムジン河」のテープを逆回しにして作ったと言う都市伝説があります)
オダギリジョーさんの歌う「悲しくてやりきれない」も、なぜかとてもハマッています。
(オダギリジョーさんは「パッチギ!」に重要なヒッピーの?お兄さん役として出ています)




「パッチギ!」の評価は賛否両論ありますが、とりあえず日本人に「ザイニチ」という存在を知らせたという意味で名作だと思います。
ちなみにキャッチコピーは「世界は、愛で変えられる」です。

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在日の歴史を記録し続けている高賛侑さん



高賛侑さんのブログ
高賛侑さんのツイッター


高賛侑さんは、在日の歴史を記録しているノンフィクション作家さんです。
若い頃は自分が在日である事の一切から逃げていたそうですが、途中から思い直し、在日の人達のために何かしていきたいと思い、在日の人達の歴史の記録を始めたそうです。


人間って影とか地味な事を避けがちだけど、私が在日の人達を調べる事が好きなのは、というか好きと言うと不謹慎なのですが、在日の人達について調べる事が続いているのは、こういう中島みゆきさんの歌で言う「地上の星」のような人達を沢山見つけられるからなのかもしれません。




ちなみに中島みゆきさんの「ヘッドライト・テールライト」も良い歌ですよ。











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